Copenhagen Dreams / Johann Johannsson

日本の暑さに辟易している。

そんな日は、寒い地方で作られた音楽を聴くと心持ち、少々、気分だけではあるが、涼しくなる気がする。

アイスランド音楽

最近情報収集にハマっているアイスランドは、8月の平均気温13℃と大変過ごしやすい気候。その首都レイキャビーク出身の「Johann Johannssonヨハン・ヨハンソン)」は日本においてはビョークやシガーロスほど有名ではないが、久石譲高木正勝のような、いわゆる「音楽シーンになくてはならない存在」のような作曲家だ。

 

彼のアルバム、「Copenhagen Dreams」は、デンマークのコペンハーゲンに関するドキュメンタリー映画のサウンドトラックとして制作されたものらしい。数日前にYoutubeサーフィンをしていて、1曲目の「Eleven Thousand Six Hundred and Sixty-Nine Died of Natural Causes 」に辿り着き、その5分後には某通販サイトでCD購入の手続きをしていた。

 

1曲目の冒頭のピアノ:「レミミ~」→はい、購入 みたいな。

 


Johann Johannsson - Copenhagen Dreams- #1 ...

 

後日、CDでじっくり聴いたところ、レミミ~が5曲目・13曲目あたりで繰り返し出てきて癖になる。それから、バイオリンやピアノの多用がクラシック的で落ち着くし、シンセサイザーやおそらくサンプリングされた人声がエレクトロニカ成分だし。やはり、映画のサウンドトラックということもあって、全体的には控えめなんだけど。

あえて言うのであれば、「とても暑くて寝苦しくて逃げ場がないし明日も仕事で辛いけど、そんな夜に、涼しい土地で気の置けない人と穏やかに過ごしてる夢を見る」みたいな、そんな光景が目に浮かんだ。

映画自体は見てないし、Dreamsってそういう意味で良いのか、分からないけど。