OLと自称することに違和感がある件。

何してる人なんですか?→イ、イヤ・・・OL?っていうか・・・ごにょごにょ・・・

 

かつて学生の頃、会社勤めをしている女性の全てが「OL」だと思っていた。

そもそもOLの定義って何?って話だけど、今回は働く女性のうち一般事務業務・アシスタントに従事している人のことを指すとする。お茶淹れ・コピー・電話の取り次ぎ、資料作成を得意分野とし、若い頃は事務所に華を添え、いつか「お局様」になっていく存在。元祖ショムニとか、ドラマの影響も多分にあったと思うけど。

 

2010年の入社当時、私はそういう仕事をするのだと思っていた。一般事務を極めるのだと思っていた。実際そうなるように、毎日かかってくる電話のうち約90%を取り、伝言メモを書き、頑張ってエクセルでグラフや表を作った。

それが何故か今となっては、いわゆる「事務処理」は最低限で担当取引先との折衝や調整が主な業務となった。もちろん、自分の仕事に附帯してくる事務処理や若手としての雑用はあるけれど、決してそれらがメインではなくなった。

そこで、もう自分はOLとは言えないなぁとふと思った。しかし、それに代わって何と言えば良いのかよくわからないので困っている。OLと対になる単語は「キャリアウーマン」かもしれないけど、別に管理職目指してるわけでも無いし、そもそも、キャリアウーマンって自称するのいくらなんでもセンス悪すぎるし。

 

世の中のOLとは言えないけどキャリアウーマンでもない女性は、初対面の相手に「会社でどんなお仕事してるんですか?」って聞かれたら、何て答えるんだろう?

 

私は、「えっと・・・とあるメーカーで・・・取引先との折衝というか・・・営業とはちょっと違うんですけどデュフフ」ともにょもにょ答えるのが精いっぱいである。