【おすすめ台湾音楽】「チョコがいらないくらい、甘やかしてくれる音楽だな」ゲシュタルト乙女のご紹介

んにちは!Tapioca Milk Recordsです♪

 

さて、2月14日はバレンタインでしたよね…!

皆さんの身近で、チョコレートのやりとりは行われましたか?

 

私は、甘いものが大好きです。

 

特に、味にこだわりのあるチョコレートは大好きで

一年に一回という機会だからこそ!

自分用にちょっと高級なチョコレートを買ってしまいました…!

 

本当は毎日高級チョコレートが食べたいです。

でも、収支上ちょっと厳しいですよね。

 

このように、甘いものは好きだけど、糖分の取りすぎは気になる。という方。

あるいは、バレンタインで、もっとチョコレートをもらいたかったという男性の方。

 

私は提案します。

 

耳から糖分を摂取すれば良いのではないかと…!

 

(甘い音を聞いたときの快楽と、

 チョコレートを食べたときの快楽は本当に似ていますから)

 

今日は、そのくらいのカロリーと糖分を補給させてくれるバンド、

ゲシュタルト乙女をご紹介します♪

 

タイムトラベル - ゲシュタルト乙女

www.youtube.comまずは、一昨年インディーズリリース、

また昨年UNIVERSAL MUSICからも発売された

「タイムトラベル」の視聴動画をご紹介します♪

 

なお、本アルバムは、台湾ポップスラジオのDJさん、sasanojiさんの個人ミュージックアワード、

『sasanoji radio Awards 2017』の「Future Shock」部門も受賞しています♪

 

再生ボタンを押した瞬間、耳に飛び込んでくるのは、すごく甘くて、ちょっと憂鬱で、

それでいて、聴き手を甘やかしすぎない声がすごく特徴的な

Vo.Mikanさんの声。

 

そして流暢すぎる日本語。

 

「え、この方、日本語うますぎない?」

 

と思うのです。

そして、私の一番おすすめの楽曲、”タイムトラベル”では

彼らの言語の世界観が大爆発します。

 

以下、Street Voiceのリンクから高音質版をお聴きいただけます。

(ぜひお聴きいただきながら読み進めて貰えたら最高に嬉しいです)

 

 

     ↑この辺りにある、「▶」ボタンをクリックしてください♪

 

この曲の最高のおすすめポイントは、「日本語の言語感覚」です 。

 

そもそも、ゲシュタルト乙女に限らず

台湾のバンドや、アーティストが日本語で歌ってくれたり

歌詞の翻訳を用意してくれるのってってすごい嬉しいです。

 

言葉には、相手にどう思われたいかっていう意思が現れるから

 

日本のリスナー(つまり、私)に寄り添いたい!気に入ってほしい!

と思ってもらえてるんだと思うし 

そして、努力したり、人に頼ったりしてまで、

日本語でも表現したいと思ってくれている、

という思いやりがありがたいです。

  

だけど、それと同時に、

それは、私たちがどんなに英語を頑張ったところで、

ネイティブに敵う人材にはなかなかなれないように、

言語のレベルアップには、いくつも乗り越えるハードルがあるものだとも思っています。

 

しかしながら、ゲシュタルト乙女の作品の日本語は、

ネイティブレベルと言って差し支えないんです。

 

この「タイムトラベル」の歌詞をよくよく眺めてみると、

磨き抜かれた日本語感が素晴らしいのです。

 

まずはAメロのこの部分。

いくらかかるですか 時空の中 恒星の線と線重ねるアンサー

 「いくらかかるですか」は、

本来の日本語で言えば「いくらかかるのですか」あるいは、

「いくらかかるんですか」でしょう。

(しかも、いくらかかるんですか、ならリズムとの両立も可能)

 

少々の不自然さが引っ掛かりを心に引っかかり生むのですが、

これはおそらく作戦なのです。

 

だって、サビの、この部分。

タイムトラベル 君と同じ宇宙の中に踊りましょう
タイムトラベル 何億年でも君のそばにいたいよ
タイムトラベル 未来の君は遥かな彼方にいる
タイムトラベル 時間を 味わいましょう

 (Street Voiceより引用)

すごく自然なんですよね。

つまり、日本語をちゃんと自然に言いまわせる実力を持っていながら、

Aメロでは「いくらかかるですか」と投げかけてくるわけです。

あぁ、なんて戦略的。好き。

その作戦、喜んで受けましょう。と思うのです。

 

「台湾人であることを最大限に生かしながら日本語を使いまわしてくるプロ意識」

私は惚れました。 

 

ですから、台湾のバンドというきっかけで聴き始めたとしても、

良い意味で台湾感が薄いのですよ!

私は、この曲を、日本のバンドとして聴いたとしても好きになると思います。

 

ここまで、日本人リスナー(つまり、)を甘やかしてくれて、魅力的で、

それでいてプロ意識が高すぎるゲシュタルト乙女の楽曲は、

 

台湾からの心からの愛と、すばらしい技術を込めた

「小箱に包まれた本命チョコレート」と解釈したって差し支えないと思うのです♪

 

バンドについて

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(ゲシュタルト乙女さんのFacebookより画像をお借りしました) 

 

ゲシュタルト乙女は2016年結成、

現在Vo&GtのMIkan、Gt.momo、Ba.Croc、Dr.Choの4人で構成されるバンドです。

 

sasanojiさんのブログ情報によれば、

ボーカルのMIkanはニコニコ動画に歌ってみた作品や

日本語カバー作品も投稿していたことのことです。

 

ニコニコ動画から活動を始めて、有名になったミュージシャンはたくさんいらっしゃるけれど、

きっとゲシュタルト乙女さんも今後ますます大きくなるんだろうなぁ…!と期待が高まります。

 

ライブ活動やフェスへの出演も精力的に行っており、

来月3月17日には台湾の高雄市WAREHOUSEにて行われる、

甜約翰(Sweet John)のニューアルバムリリースツアーにも出演するとのこと。

(Sweet Johnも良いですよね。本当…。)

 

今後、きっと来日ライブもしてくれるのではないかなぁと勝手に期待しています。

 

もしもそうなったら万障繰り合わせの上参加したいし、

「彼らの音世界に全力で甘やかされに行きたい」です。

 

ゲシュタルト乙女さん。本当に、オススメです♪

 

ゲシュタルト乙女の公式ホームページはコチラ

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